［SSOC-62］ホウオウライダイ・牡3歳【募集終了】

「JRAの未勝利戦で2着・3着に来るほどの馬が，なぜ園田競馬（兵庫）へ移籍して勝てなかったのか？」

この馬の購入を決断するかどうかはこの問いへの答えを見つけられるかどうかに尽きます。JRAの未勝利で2着3着だった馬が園田で6着→9着→11着。一見すると「早熟で終わった馬」「もう余力がない馬」「ダートがからきし駄目な馬」に見えるかもしれません。しかし，競走馬の適性と競馬場の特性を考えると「園田で勝てなかったからこそ，笠松で狙おう」と思えてくるのです。

パワーの園田からスピードの笠松へ

園田のダートは豪州・アルバニー産の白い砂。地方競馬の中でも屈指の「深く，重い」ことで知られています。ここで勝つにはスピード以上に「パワー」と「スタミナ」が要求されます。 一方でホウオウライダイの父ダイワメジャーは本来「スピード」と「先行力」を武器とする種牡馬です。JRAの芝や軽いダートで見せた本馬の軽快なスピードは，園田の深い砂とミスマッチだったのかもしれません。

名古屋競馬場での預託が多い当クラブにもかかわらず，名古屋でなく笠松を選択したのはまさにこの理由。名古屋の砂は園田と同じオーストラリア産。一方笠松競馬場は瀬戸市の砂を利用しています。馬場を変え，笠松の軽い砂で本馬の軽快さを活かすことにいたしました。

「C級（しかも真ん中）スタート」という有利さ

JRAの未勝利戦で「2着」に来られる馬は，地方競馬の格付けでは本来A級〜B級上位の能力に相当します。 しかし，本馬はC級からのリスタート。番組賞金195万円は，今開催だと「C級6組」に相当します。年内1走すると1月からは146万円。これは今開催の「C級12組」に相当します。該当レースの馬柱をご覧いただければわかるとおり，相手関係は園田と比べかなり軽いもの。たとえ初馬場で能力が100%発揮できなかったとしても，エンジンの違いでどうにかなるのでは…そんなことを夢見てしまいますね。

実はダート巧者の可能性

本馬はJRA時代芝を使われてきましたが血統表を紐解くと「ダートがからっぺた」とは考えにくいものがあります。父ダイワメジャーはサンデー系の中でも筋肉量が豊富でパワー型の産駒を多く出します。ブルドッグボス（JBCスプリント優勝）やコパノリチャードのように，ダートや重馬場をこなすパワーを秘めています。母系も大注目。母父Tiz Wonderful（その父ティズナウ）はバリバリの米国ダート血統です。ボトムラインのファミリーナンバー19号族自体は比較的平たい軽快な芝向きといった趣がありますが，そこに付け足されたティズナウやフォーティナイナーを考えると本来はダートの短距離を逃げ切ることの方が向いているともいえます。笠松ダートはマイナスどころか「適性のど真ん中」に戻るプラス要素である可能性すらあるのです。

笠松必勝の「先行力」

笠松競馬場は前に行った馬が圧倒的に有利です。 ホウオウライダイのJRA時代のレースをご覧ください。出遅れさえしなければスタートからスッと先団に取り付ける二の脚の速さを持っています。 このダッシュ力があれば笠松のメンバー相手なら楽にハナを奪えます。砂を被って嫌気が差すリスクもなく，小頭数のレースを気分よく走り，逃げてそのままゴールという勝ちパターンが容易に想像できますね。

今が「底値」の買い時です

JRAでの実績（2着・3着）はまぐれで出せるものではありません。その能力の器は間違いなく本物です。 園田での失敗はあくまで舞台設定とタイミングが合わなかっただけ。その「ミスマッチ」によって評価を落としている今こそが，この馬の底値であり馬主としての妙味が最大化するタイミングです。「笠松の軽い馬場なら，飛ぶように走る」 そう思わせてくれるダイワメジャーの血を信じ，もう一度一緒に夢を見ませんか？

預託先

笠松競馬　藤田正治厩舎

募集価格

一口（1/20）価格：　34,689円（会員価格）/     37,300円（新規価格）

複数口割引

本馬に2口以上申し込みをされた場合、1口あたり3%引となります。

会員割引

SSオーナーズクラブの馬を共有されたことがある方は、1口あたり7%引となります（上記会員価格）。

価格表

同時申し込み割引

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経費