沖田調教師
ゲートは出ますねえ。正直今津厩舎の2頭がもっと速くて5~6番手になれば最後ちょっと脚使って着くらいあるかなと思っていたので、速いペースで逃げた勝ち馬をマークする位置になったのは想像以上でした。結果的に勝ち馬をマークする、勝ちにいく競馬となったので現時点でこの結果となったのは仕方ありません。ただ、使えるならば強い相手とやった方がずっといいと思います。流れが全然違うのでそういうレースを経験することになよって馬がよりハイレベルな状況に適応できるように成長しますので。
羚にとっても本当にいい経験になったと思います。減量がなくなるとどれだけ馬が早く止まるのか。普段自分がどれだけの恩恵を受けているのか。どうして他の騎手が貯めるところは貯めて緩急のある競馬をしているのか。どうして普段私やオーナーが減量があるんだから遠慮せずに逃げろと言っているのか。頭ではわかっているつもりだったでしょうが初めて実戦で感じられたはずです。貴重な機会を与えていただきありがとうございます。あと、バテバテにバテたように見えたかもしれませんが、4コーナー回ってから最後もう一度脚を使ってるんです。中継ではうつっていなかったかもしれませんが。なので内容的には全然悲観するものではありません。このような機会があったらどんどん挑戦したほうが、馬のためにも騎手のためにもなると思います。今日はありがとうございました。
事務局より
21日に放牧します。9月に帰厩予定です。